ボランティアの役割及びその倫理について、あなたなりに述べよ

閲覧数1,282
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    レポートA評価です。

    タグ

    福祉倫理

    代表キーワード

    福祉倫理

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ボランティアの役割及びその倫理について、あなたなりに述べよ。

     【はじめに】

     ボランティアとは、「一人」を基底に置くことを起点としている。ボランティアの視点について阿部は¹)、戦争の経験を通して、一人の人間の無力さを痛感し、一人では何もできず、人間の幸福の到来は、集団としての社会に依存するという考えを述べている。この「一人」とは他者との相互関係によって成り立つものであり、人はみな独自の異質性を備えていること、その意味を理解することが重要であると考えられる。

     ボランティアとはあくまでも自発的な活動であり、義務でも強制でもなく、個人個人の自由な意志により考え・発想・行動するものである。個人の意志により行動するといえども、自己の利益を目的とするものではなく、利他性が求められ、その活動や目的が社会に開かれることが必要である。この無報酬と自発性により、個々の取り組みに違いがあることで多様な活動が生まれ、既成概念に捉われずに自由で先駆的な取り組みが展開できるのである³)。

     上記捉えにくい表現があると思われるが、このボランティアの定義となった背景として、ボランティアの歴史・ボランティア...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。