佛教大学 M6104,R0111 日本文学概論第2設題 レポート A判定

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    佛教大学M6104,R0111「日本文学概論」の第2設題レポートです。 A評価を頂いております。 参考文献を記載しておりますので、ご自身でレポートを書かれる際の参考にしてください。

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    芥川龍之介の『鼻』を読み、出典と比較して論ぜよ。
    『鼻』は第四次「新思潮」の創刊号(大正五年二月十五日発行)が初出である。当時、文壇において無名であった芥川龍之介だが、この作品は夏目漱石によって激賞に近く評価された。作家芥川龍之介として広く知られるようになるのはこれ以降である。
    さて、『鼻』は醜い鼻を持って生まれた高僧の話である。典拠は『今昔物語』巻二十八「池尾禅珍内供鼻語第二十」及び『宇治拾遺物語』巻二「鼻長僧の事」であるとされている。芥川自身が創刊号のあとがきで「禅智内供は、禅珍内供とも云はれてゐる。出所は今昔(宇治拾遺にもある)である。しかしこの小説の中にある事実がそのまま出てゐるわけではない」と述べていることからも、この二作の古典を題材にしたことは間違いないだろう。また、国文学者の吉田精一が指摘する所では、ゴーゴリの「鼻」の影響があるようだ。このように、芥川は古典的題材を近代文学として再構成する為に様々な構想を練っていたように考えられる。
    芥川龍之介と言えば人間のエゴイズムを描いた短編小説の名手として広く知られている。残念ながら彼はついに長編小説をものにすることは出来なかったが..

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