東洋史概説(分冊Ⅱ) 合格リポート

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    資料紹介

    報告課題集における、分冊2(近代中国における中国民族運動について具体的なケースをあげて論述しなさい)についての合格リポートです。 私の文章でまとめたものですので、あくまで参考程度のご使用でお願いします。丸写しをして不合格となったとしても、こちらは責任を負いかねます。

    参考資料:『中国近現代史』「小島晋治・丸山松幸」【岩波新書】(1986.4)
        『近代国家への模索』「川島真」【《上に同じく》】(2010.12)
        『近代中国史』「岡本隆司」【ちくま新書】(2013.7)

    返却時講評:
     お疲れ様です。キーワードをしっかりくみ取っていて、よくまとめられていると思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    東洋史概説Ⅱ
    課題:近代中国における中国民族運動について具体的なケースを挙げて論述せよ。
    キーワード:不平等条約、民族産業の発展、ボイコット、ストライキ、反帝国主義
    ポイント:中国民族運動の背景・原因・経過の検討をして、具体例から歴史的特徴を明らかにすること。
    本文:

     近代において、列強国として名を連ねていた先進国は、アジアにおける発展途上国を侵略し、植民地化していった。そのアジア途上国には中国も含まれていた。先進国と途上国の関係性により、“下の立場”であるが故に“上の立場”から突きつけられる条件に対し、中国国家が従わざるをえないものの、国民が異を唱える状況を迎える。「中国民族運動」である。これから論じることは、そうした中国国民が行う民族運動についての事柄である。
     一九一四年七月に第一次世界大戦が勃発すると、日本政府はこれを勢力拡大の好機と捉え、八月に日英同盟を口実にドイツに宣戦布告し、九月二日に山東半島に派兵した。中国は八月に中立を宣言し、日本の山東出兵に抗議したものの、日本政府はこれを無視し、十一月には青島を占領した。その上で、日本政府は中国における権益拡大を図り、一九一五年...

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