日大通信 平成27~28年 貨幣経済論(R319000) 分冊1 合格レポート

閲覧数1,912
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    日大通信貨幣経済論分冊1の合格レポートです。講評は「要点がまとめられた的確なレポートである」。丸写しはせず、あくまでも参考レポートとしてご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    11 / 11

    11 / 11

    分冊1:現在流通している貨幣(現金通貨)はどのように定義されるか説明しなさい。また、近年普及している電子マネーと貨幣の違いについても言及しなさい。
    【参考文献】

    『マクロ経済学と貨幣』藤本訓利・関根喜三郎、八千代出版、2012/5/1、P35~42
     貨幣の始まりは、それ自身が価値を持ち、市場性のある商品貨幣である。商品貨幣には初め、自然貨幣として貝殻や牛が使用され、次に金や銀といった貴金属からなる金属貨幣が使用されていたのである。そして、取引を円滑にするために、鋳造貨幣が生まれた。

     鋳造貨幣は、初め素材価値と額面価値とが等価している本位貨幣制度の中心となる本位貨幣だけであった。しかし、貨幣経済が発達するようになり、本位貨幣の代用物として紙幣や補助貨幣が作られた。この時に作られた紙幣は、本位貨幣と交換することを発行者が保証した兌換紙幣である。そして、兌換紙幣が消え、本位貨幣との交換保証はなく、素材価値とはまったく関係のない額面が印刷された不換紙幣に変化していった。また、商品の引き渡しと支払いとの間に時間のズレが生じる信用取引が行われるようにな...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。