P6508西洋文化史 第1設題 A判定合格

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     11世紀以降のヨーロッパにおける書法と読書形態の関連について論述せよ。
     外国語としてのラテン語が生み出した革新は、M.B.パークスが「読みやすさの文法」と名付けた読みの工夫の発展である。
     8世紀中頃ブリテン島で作成されたベーダ『「箴言」註解』の写本には様々な読み易さの工夫がなされている。引用文と註解部分が一見して区別出来るように書かれており、数は少ないが句読点が打たれているのも島で発達した「読みやすさの文法」の重要な一部である。
     他方、7世紀中頃アイルランドで作成されたセビーリャのイシドールス『語源誌』写本では、段落表示に特徴がある。段落の最初を装飾風の大きな文字で始め、次第に縮小させ本文につなぎ段落頭を明示している。
     島のラテン語学者たちが生み出した最大の工夫は「分かち書き」の手法である。古代から中世初期までのテクストは「連続記法」で書かれていおり、連続記法は一見して語を同定することが困難であり読みにくく、これを読み易くするための最初の工夫は、語の切れ目を記号で表示することであった。
     更に島嶼小文字で書かれた註解部分は、語と語の間に空白を置くことで語の独立性を示す分かち書..

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