佛教大学 S0103教育史 第二設題

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    資料紹介

    佛教大学通信教育課程 S0103教育史 第二設題レポートです。

    『ルソーの教育思想について述べよ。』

    2012年度 A判定

    レポート作成の際に、参考にしていただければと思います!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     S0103
     教育史 第二設題
       佛教大学通信教育課程
    ルソーの教育思想について述べよ。
     啓蒙期に、異色の思想家として教育論を展開し、子ども観の根本的な変革を成し遂げ、後世にまで広く大きな影響を与えたのがジャン・ジャック・ルソー(J.=J.Rousseau)である。彼は、ジュネーブの貧しい時計職人の家に生まれたため、ほとんど組織的な学校教育を受けることなしに独学で文字を覚えたという。ヴォンテールやデカルト、モンテーニュ、ロックなど、当時注目されていた各種の著作に目を通し、後の活躍の基礎的教養を身につけた、彼の教育史上最大の注目を浴びることとなった教育書『エミール』は、貴族家庭での家庭教師の経験から発想された。ルソーに言わせれば、「二十年間の省察と三年間の仕事を必要とした著作」であるという。
    しかし、ルソーを有名にした『エミール』は激情的な非難をされ、ついには焚書にあうことになる。彼は有罪を宣告され、論難はフランスのカトリック、スイスのカルヴァン派の旧・新両派から加えられた。このことから、この書物に盛られた思想の特性が見出される。ルソーが原罪の意義を否定したことに対してカトリック...

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