佛教大学 Q0507 インド概論 第1設題

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    ウッダーラカ・アールニとヤージュニア・ヴァルキヤのtman説について。
    今回のレポートではテキスト第四章を参考にして作成をした。以下設題を三節に分けて考えていく。
    (1) ーAtman

     ーAtman(我)(以下、アートマンと記す)とはウパニシャッド哲学において、人間の根本に存在する原理のことである。バラモン教の思想を中心に最も重要なものとされており、宇宙的原理にまで高められた。アートマンはもともと呼吸の意味であったが、生命活動の中心的な力、即ち霊魂をあらわすようになり、一方外界に対する自我の義を示すと共に、他方万物に内在する霊妙な力、その本体の意を表示するようにかわった。また、ウパニシャッドの哲学者たちが探求したのは、目に見える世界の背後に存在する絶対的な原理であった。そして、万物がそこから生まれ、最後にそこに帰るような原理をブラフマン(梵)と呼んだ。この梵と我の両原理が究極的に同一であると知覚するところに真理の把握があるといい、これが梵我一如の真理である。アートマンを理解するためには①個人原理としてのアートマン、②ウッダーラカ・アールニのアートマン説、③ヤージュニア・ヴァルキヤの...

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