道徳教育指導論 第1回(1)

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    資料紹介

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    設題(1)現在の日本の公教育において、道徳教育はどのように行われているか。

    その仕組みと特徴について

    そうした取り組みが、教師の道徳教育実践を支援するものになっているかどうかについて、具体的な根拠をあげながら述べなさい。
    ① 現在の日本の公教育での道徳教育の仕組み

    公立学校における道徳教育は、学習指導要領第1章総則に記されているように、「道徳の時間を要として学校教育活動全体を通じて行うもの」である。すなわち、「各教科、総合的な学習の時間及び特別活動」を通じて行われるものであって、その中核として「道徳の時間」が置かれる。これを実施するにあたり、「道徳教育の全体計画と道徳の時間の年間指導計画」を作成する。広範なこれらを支える二つの柱は、以下のような内容である。

    すなわち、全体計画として各学校の道徳教育の重点目標の設定を行い、各教科、総合的な学習の時間及び特別活動における指導の内容・時期を定める。また家庭、地域社会との連携の方法も必要となる。家庭では人格形成の基本的な場である。そして地域社会での異年齢集団や異世代との交流から、学校、家庭とは異なる学びを経験できる。

    これらを組織的で...

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