図書館情報資源概論④

閲覧数2,004
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    課題1 印刷資料と電子資料における出版流通過程について述べなさい。またそれぞれの出版流通過程の違いについて述べなさい。
    2000字程度
    この資料の転載等は一切禁止します。参考に留めてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ・はじめに

     近年、メディアにおいて「電子書籍」というワードを耳にすることが多く感じる。そのワードを耳にする背景として、情報機器の高度技術化、またその機器の普及が挙げられるであろう。では、そのような情報機器を利用した電子資料・電子書籍が世間で広がろうとしている状況には、印刷資料との出版流通過程にどのような違いがあるのか、検討していく。

    ・印刷資料における出版流通過程

     印刷資料における出版流通過程とは、書籍が行き来する「出版社=取次(出版販売会社)=書店」のルートのことである。

     このルートのいちばん上に位置するのが、著者および出版社であり、真ん中の位置にあるのが、取次である。 取次は、言うなれば書籍の問屋で、書籍はここを通じて配本される。

     そして、ルートのいちばん下に位置するのが、読者および書店です。 配本された書籍を店頭で販売するのが書店である。書店は、読者の要望に応えて書籍を注文して仕入れる。

     この流れが基本的な印刷資料における出版流通過程であるが、ここまでの記述のみでは「出版者→取次→書店」というようにただ書籍が下に降りてくるだけにも考えられるが、実際には違う。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。