宗教学基礎講読_分冊1

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    宗教学基礎講読 (科目コード P30100) 分冊1
    教材の「近代との対決」p93から「現状の課題」p97までをまとめ、西欧近代キリスト教の変容とその抱えた課題についてどのようにとらえたかを記しなさい。
    近代のキリスト教は宗教改革が去った後、中世時代とは異なった環境で変化していく世界との「対決」の状況に置かれていた。中世時代には、教会が絶大な権力を握り、ヨーロッパ全体もキリスト教を土壌として飛躍的な発展を遂げており、その当時の人々にとってはキリスト教と神の存在こそが政治・生活・風俗のすべての土台であったと考えられている。しかし、近世になるにつれ、ルネッサンスによる古代ギリシャ・ローマ的な人間中心の世界観への回帰、啓蒙主義による人間本来の理性を本質とみなす風潮へと変化していったこと。また、市民革命・産業革命が同時に訪れたことによって、民衆生活における宗教の影響は次第に後退していった。なぜなら、市民革命はキリスト教を根拠として守られた王権による支配の時代の終焉と市民・法による支配の時代が到来した。また産業革命と近代諸科学の発達は、聖書の神による世界創造の世界観への否定をもたらす結果となった..

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