教育の制度と経営 2

閲覧数963
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育の制度と経営 2
    1 現在の教育現場、特に学級経営の問題では、今までのように学級担任1人で運営していくことが難しくなっている。個に応じる指導や保護者の多様な教育要求に応える対応など、学級担任としては個人的な努力だけでは難しくなっている。

     そこで学級担任の負担軽減や児童生徒の個に応じたきめ細やかな指導のために、以下のような具体策が講じられている。1つは、教員の増員。2つめは、チームティーチングと人材の活用である。

     1つは、教員の増員である。文部科学省は、平成23年度から40人学級から35人学級へ段階的に引き下げる措置を講じている。特に平成23年度は、小学校低学年の学級人数の引き下げを行ってきたわけだが、小1プロブレムという問題の背景もあって、少人数編成学級の効果が大方評価されている。今後は、中1プロブレムの問題がある中学1年や、私としては特に小学校全学年の1クラス30人程度の学級編成を行うことが望ましいと考える。学力向上ならびに児童生徒指導の観点からと教員の児童生徒一人ひとりと接するには、30人が限界だからである。

     しかし問題もある。学級数が増えることは、教員の数を増やす...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。