児童心理学2

閲覧数739
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    児童心理学(2単位目)

    近年、子どもの自尊感情の低下が叫ばれている。特に思春期に差し掛かる小学校高学年から中学にかけては相対的に低くなる傾向があり、そうした子どもたちに対して、またそれ以外の子どもたちに対して、自尊感情を高くしてあげたいというのが、周りの大人たちの思いだろう。

    本論では、その子どもたちの自尊感情に与える親の養育態度と学校の影響について説明した後、今後教師となる私の思いについて述べてみたい。

    まずは自尊感情の定義についてであるが、遠藤辰雄は、「人が自分の自己概念と関連付ける個人的価値および能力の感覚-感情-である」と定義している。要は自分が人に対して、どう評価されているかについて、自分自身がどう感じているかという感じ方であると考える。

    上記にも述べたとおり、小学校高学年以降は、学校からの成績に対する評価、また人間関係でも「あの子と合わない」といったように人の性格でも他者から評価されることが多くなり、またそれまでは何とも思っていなかった評価に対しても敏感になっていき、「自分には取り柄がない」「自分は人と上手くやっていけない」といった自尊感情の低下が低くなっていく傾向...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。