慶應通信史学概論 構成理論は発見理論をどう批判し、どう克服したか。

会員1,080円 | 非会員1,296円
ダウンロード カートに入れる
ページ数5
閲覧数777
ダウンロード数11
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    構成理論は発見理論をどう批判し、どう克服したか。またそれによって構成理論はどのような問題に直面することになったかというレポートです。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    歴史家が発見された史料をもとに事実を見つける。これを「発見理論」という。
    過去に事実があり、その痕跡を残す史料が存在する。その史料があらわす事実を正しく反映することが重要になるが、その際に二つの条件が必要となる。一つは史料が「忠実に」事実をつたえているということと、それを得た歴史家が「素直に」資料を読むことである。
    歴史家の行動論、行動規範を考えるのであれば、後者に関して掘り下げて考えなくてはならない。このとき、ある一つの史料があると仮定して、AとBという別々の歴史家から別々の解釈がもたらされたとすると、同一の史料から別々の解釈が起きたということはこの過程における差異は解釈を行った人物が別である、つまり「史料の読み方」が違うということしかない。この場合、発見理論にとって問題になるのは、史料を読む人間の主観が入りこむことだということになる。
    つまり、発見理論にとっての好ましさとは、歴史家は禁欲して主観を廃し、自らの意見をもたず、何事にも偏らず公平無私を心掛けていればよいということになる。しかし、これでは、歴史の発見というものは、すべてが史料の量と質に依存するものであって、歴史家に求められ..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。