【日大通信】国文学概論_分冊2

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    【日大通信】国文学概論 分冊2 合格レポートです。
    H27-28年度課題「明治・大正期の文学作品の中から一つを選ぶび、それを熟読・分析する中から、次の課題のいずれかに答えなさい。」
    ①「公」と「私」との葛藤から、「近代」とは何かについて考察しなさい。 を選択しています。

    課題も指摘されていますが、「近代とは~」と結論を明記しようとしているところは良いでしょう」との講評をいただいています。
    参考用にご使用ください。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    明治二十三年に発表された、森鴎外の小説『舞姫』を題材に、「公」と「私」との葛藤から、「近代」とは何かについて考察する。
    舞姫は、太田豊太郎が留学先のドイツから帰国する船中で、ドイツ滞在時のことを回想するところから始まる。鴎外も明治十七年から四年間ドイツに留学しており、『舞姫』はその時を下敷きに執筆されたと言われている。
     この時代は、明治に入り開国を余儀なくされ、西欧列強に植民地化されないように、日本社会全体が急激に近代化を遂げようとしているが、依然として封建的な社会の倫理観は色濃く残っている時代である。そのような時代に豊太郎はドイツで法律を勉強するように命じられ、家や国家を背負い留学するのである。豊太郎は“官費で”留学しているのであり、言うまでもなく、「公」の人である。そのため自分の欲望、「私」のために動くことはできず、普通の人以上に「公人」として国のために働くことが求められているのである。
     優秀な豊太郎は母にとっても自慢の息子であり、官長からの覚えもめでたい。「所動的・器械的の人物」と、人に言われるままの人間、母や官長などの言いなりになることが生きる意味であり、家のため、国家のた..

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