イギリス文学史Ⅱ 分冊1 合格レポート

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    資料紹介

    有効期間25/4/1~27/3/31です。「課題に忠実によく学ばれています」との講評をいただきました。参考資料としてご活用ください。引用、参考文献;イギリス文学史入門 川崎寿彦(研究出版社)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    イギリス文学史Ⅱ(科目コード0412) 分冊1
    2.ヴィクトリア朝社会に対して批判を寄せた思想家、小説家、詩人などを5名挙げてそれぞれの批判内容を述べなさい。その際に具体的な作品に言及すること。
     ヴィクトリア朝時代はヴィクトリア女王の在位期間の1837年から1901年までであり、イギリスの国威が最も隆盛を見た時代である。産業革命による経済的発展が国家の繁栄をもたらした。しかし結局のところは商工業階級、中産階級の繁栄であり、労働者階級には反映されず彼らが次第に自身の要求を獲得していく戦いの時代でもあった。資本主義経済の足場を固め製品の販路拡大のためにアメリカ、カナダ、インドなど海外諸国を支配するという帝国主義政策もとられた。
    ベンサム(1748-1832)の「最大多数の最大幸福」という幸福追求の世界観がアダム・スミス(1723-90)の「自由放任主義」という自己利益追及の経済政策と相まり、功利、物質主義への傾斜を強めていった。さらにダーウィン(1809-82)の「種の起源」による自然淘汰による生物進化の主張が、この時代の精神的支柱であるキリスト教信仰を根底から揺るがした。また一方ではこ...

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