S0101 教育原論(4単位) 第2設題

閲覧数1,180
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    佛教大学通信教育部(小学校教諭一種免許)の合格レポートです。日々の勉強の参考にご活用ください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。」
     ジョン・ロックの教育論を一言で表すならば「子どもの心はすべて後天的に決められ、教育さえできれば立派な人間にすることができる」という楽観主義的教育論であるといえる。こうした彼の教育論を習慣形成と賞罰法の視点から述べていく。
     習慣形成とは、健全な身体における健全な精神を持つために、子どもの頃から規則を身につけさせ、子どもたちが自発的に善い行為を習慣づけられるようにすることである。ここにジョン・ロックの教育論が紳士教育論といわれる理由がある。彼は、当時の親たちが子どもたちに対して甘やかすぎていることを嘆いていたという。「甘やかされた子供は、…欲しくてわめいているものは必ず手に入り、好き放題をしているものです。こうして、両親は子供が小さいときにその機嫌をとり、甘やかして子供のうちにある生まれつきの性能を台無しにするのです」(テキスト内42ページを参照)こうした表現でも分かるように、もし幼児期に誤った観念を持った場合、その子は一生涯に渡って誤った観念を持ち続けるかもしれないということである。逆に言い返ると白紙の状...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。