中央大学通信「社会思想」(2016年度)第3課題【評価B】~アダムスミス『道徳感情論』~

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    課題文:A.スミスの『道徳感情論』における道徳哲学について論述してください。
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    スミスの「同感」理論は、現代社会においても通用するものなのか、現代の社会において人間は本当に「公平な観察者の立場に立ちうるのかといった問を別途たてて、自説の展開を加筆すればさらに評価が高まると思います。参考までにご購入お願いします。

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    スミスの『道徳感情論』は、市民社会における基本的な諸徳性について書かれたものである。市民社会における基本的な諸徳性とは何か。それについてスミスは、①慎慮の徳性、②正義の徳性、③慈恵の徳性の3つであると考えているようである。
    一般的に、他者の幸福への関心以前に、自身の幸福への関心を優先するというのは必然であるといえる。しかし、市民社会においては自身の利己的な意思に基づく幸福への関心を追及するだけでなく、他者への幸福の関心も要請されるとスミスはいう。しかしながら、自身の利己的な意向と、他者の利己的な意向との衝突をどのように解決したらいいのだろうか。この課題について、ホッブスやロックなどは、社会政治の創設が解決策と考えていたが、スミスは、正義の徳性の次元で解決を考えている。つまり、自主的な力の発揮が期待される道徳の次元で解決することを述べているのである。そして、そのことを説明するために同感という原理を持ち出す。
     
    スミスは、どんな悪人であっても人間である限り、哀れみや同情といった仲間感情まで失うことはないと考えている。そして、仲間感情には先に挙げた2つのほかにも同感というものがあり、これは..

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