佛教大学 W0502公的扶助論第二設題

閲覧数1,424
ダウンロード数25
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    評価B

    設題「生活保護制度の目的と原理をまとめ、それをもとに生活保護のあり方について考えよ。」

    タグ

    佛教大学通信2014201520162017

    代表キーワード

    佛教大学公的扶助論W0502

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     生活保護制度の目的と原理をまとめ、それをもとに生活保護のあり方について考えよ。
     生活保護法の第一条には「この法律は、日本国憲法25条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」と定めており、日本の生活保護の目的は、最低生活の保障と自立の助長の2つであると述べられている。
     憲法25条生存権の保障には、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を規定しているが、「健康で文化的な最低限度の生活」とは一体何か。それは、「適切な栄養を得ているか」「避けられる病気にかかっていないか」「健康状態にあるか」といった最低限の健康状態にあることに加え、「移動することができるか」「人前に出て恥をかかないでいられるか」「自尊心を保つことができるか」「社会生活に参加しているか」といった最低限文化的生活を送ることができることである。これらは相互に関連した生活の「機能」であり、機械的に分けることはできない。生活は「包括的」であり、一体として捉える必要があるからである。
     そして、これ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。