社会調査法【科目修了試験①~⑥】

閲覧数3,167
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    設題のポイントを踏まえ、指定教科書以外の文献も用いながら、どの設題番号も1000~1200字前後でまとめております。※試験はA評価でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■科目修了試験

    1.量的調査の方法とその特徴について

    いくつかある量的調査の種類には、それぞれ長所と短所があるので、それらを比較的わかりやすくなる。

     現代の少子超高齢社会において、限られた人的・物的資源を効率よく生かすことが必要である。今後は福祉の分野でも、「この方法を用いると、効率よく仕事ができる」のような数値で表された知見を根拠に実践方法を選択することが求められる。そこで、社会福祉調査の種類である、量的調査の方法とその特徴について、以下述べていく。

     量的調査(統計調査)とは、ある母集団の中から標本を抽出し、抽出したデータから元の母集団の性質を統計的に探ろうとする調査である。ある仮説を命題化し、それを調査可能で具体的な作業を行うための仮説を立てた後、関連する研究や既存統計資料の有無を調べる。関連する研究や既存統計資料があった場合、それらを利用するのも手段の一つである。ない場合、質問紙の作成と項目の選定を行う。

     質問紙法には対象者自身が記入する自記式と、調査員が記入する他記式がある。まず、自記式には、留置調査法や、集合調査法、郵送調査法がある。留置調査法は、対象者が時...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。