図工科指導法 1分冊

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    科目コード08808「図工科指導法」第1分冊

     図画工作科教育で求める資質や能力  

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     造形的な表現とは

    造形的な表現活動の意義や役割を考える際、まず、最初に「造形表現」とは何かというと、造形活動を通して、自分の感じたことを表現することである。大まかな内容として自分の感覚や行為を通してとらえた形や色、イメージなどから思いのままに発想や構想を繰り返し、経験や技能などを総合的に活用して造形遊びをすることである。児童生徒は、表現する過程で、感じたことや学んだことそのものが児童生徒の学習の要となる。表現とは、何をどのような方法で伝えるかということだが、「造形表現」の場合は色や形、素材を介した表現を指している。
    図画工作科教育の意義と目的

     個性とは、自然と滲み出てくるものであり、自分らしさをいかにして何を媒体にして表現するか、この方法を学習するのが美術教育である。また美術教育は美術に対する諸感覚や、造形能力等専門的な知識・技能を身につけることを目的とする「美術の教育」と、普遍的で、普通教育の一環として行われる「美術による教育」の2つに分類される。教育内容はこの両方の比重によって...

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