中央大学通信(2015・2016年度)【商法<手形・小切手法>】課題1─評価:「人的抗弁の切断と善意取得に関して、それぞれの具体例を示しながら両を比較しなさい。」

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数12
閲覧数545
ダウンロード数18
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.用語・関係条文の整理
     まず、人的抗弁について説明する。手形小切手に関していえば、手形小切手の支払いを請求された債務者が、一時的または半永久的に支払いを拒む理由として対抗し得る一切の自由を称して、手形小切手抗弁という。そして、抗弁事由の性質上、特定の所持人に対してのみ(対人的に)対抗され得る抗弁を人的抗弁という。また、人的抗弁は、人的関係の当事者間およびその者から悪意で譲り受けた者に対してしか主張できない制限がある。これを、人的抗弁の切断という(手形法77条1項、同法17条、同法19条1項、小切手法22条)。
    次に、善意取得とは、動産や有価証券を取得した者が前主の無権利について知らない状態(善意)で取得した者に対して取引の安全を保護するための制度であり、権利外観理論(真実とは異なる外観が存在し、真の権利者にその外観作出についての帰責性がある場合、その外観を信頼した第三者を保護するために外観どおり法律上の効果を認める法理論)の一類型である(手形法77条1項、同法16条2項、小切手法21条)。
    両者ともに、権利の流通を促進するという手形小切手制度の趣旨に基づいて、手形小切手取得者に対す..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。