更生保護を支えるボランティアについて

閲覧数2,409
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    更生保護 文字数2700文字程度

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2
    1

    「次の課題のうち1つ選んで論述しなさい。」
    1.はじめに

    更生保護とは、国が民間の人々と連携して、犯罪や非行をした人を地域の中で適切に処遇することにより、その再犯を防ぎ立ち直りを助けるとともに、地域の犯罪・非行の予防を図る活動をいう。そのため、更生保護は国の行政の一環であるが、専門職である保護観察官ばかりでなく、保護司など多くの民間の協力によって運営されている。ここでは、更生保護制度を支えるボランティアについて、ボランティアの種類やその実際の活動などについて述べていく。

    2.更生保護ボランティア

    更生保護ボランティアとしては、①保護司、②保護司組織(保護司会、保護司会連合会)、③更生保護施設、④自立準備ホーム、⑤更生保護法人、⑥更生保護女性会、⑦BBS会、⑧協力雇用主などがある。

    (1)保護司

    保護司は、保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員である。しかし、給与は支給されず、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間ボランティアである。

    保護司の定数は、保護司法により5万2500人以下とされおり、2012(平成24)年現在、約4万8千人(そ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。