産業能率大学INET日本史Ⅱ最終課題

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    資料紹介

    参考文献を交えて吉田松陰についてと幕藩体制の崩壊原因についてのレポートです

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    明治維新という世界史的偉業の淵源を辿ると、安政の大獄で刑死した一人の若者に行き着く。それが吉田松陰である。

    吉田松陰は幕末・維新の思想家とも言われているが、教育者としての側面が強い人物であり、日本の進むべき方向を、日本を守ることを真剣に考えて一生をかけた人物でもある。

    吉田松陰と聞けば「松下村塾」が有名である。長州国・萩(山口県萩市)において、士農工商という江戸時代特有の身分制度の下にあって「学ぶことに差別はない」として、来るものを拒まず誰にでも教えを施した。中には、町の不良少年にも同じように向き合って、「何事にも屈しない良さをもっと伸ばすように」と諭して再生させたと言われている。松陰の松下村塾は一方的に師匠が弟子に教えるものではなく、松陰が弟子と一緒に意見を交わし、文学だけでなく登山や水泳なども行なうという「生きた学問」だったといわれる。すなわち、若者たちが自分の個性や長所を知るように導く教育を重視していたようだ。その中から決して優秀ではなかったと言われる高杉晋作という傑物が世に現れた。

    周知のとおり、高杉晋作は騎兵隊を編成し、1866年(慶応2年)6月の四境戦争(第二次長州征...

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