聖徳大学 精神医学 第1課題 第1設題 評価:B

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    資料紹介

    聖徳大学 精神医学 第1課題 第1設題 
    「代表的な内因性精神障害を2つあげ、それぞれの症状、病型の特徴、治療法について述べなさい」

    評価:B

    参考文献
    精神医学ハンドブック 山下格 日本評論社 2010,10
    精神医学 加藤伸勝 金芳堂 2013,5

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題

     双極性障害は、躁状態の程度によって躁状態と軽躁状態の二つに分類される。うつ状態に加え、激しい躁状態が起こる双極性障害を双極I型障害といい、うつ状態に加え、軽躁状態が起こる双極性障害を双極II型障害という。

     双極Ⅰ型障害の躁状態では、ほとんど寝ることなく動き回り続け、多弁になり、ひとつのことに集中できず何ひとつ仕上げることができない。また、失敗の可能性が高いむちゃなことに次々と手を出してしまうため、これまで築いてきた社会的信用を一気に失ったあげく、仕事を失うこともしばしばある。また、誇大妄想をもつケースもある。

     双極II型障害の軽躁状態は、躁状態のように周囲に迷惑をかけることはない。いつもとは人が変わったように元気で、短時間の睡眠でも平気で動き回り、明らかに「ハイだな」というふうに見える。

     双極性障害の人が具合が悪いと感じるのは、うつ状態の時である。抑うつ気分と、興味・喜びの喪失の二つがうつ状態の中核症状である。これら二つのうち少なくともひとつ症状があり、これらを含めて、早朝覚醒、食欲の減退または亢進、体重の増減、疲れやすい、やる気が出ない、自責感、自...

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