佛教大学通信 2016年度対応 P6701 異文化理解(西欧)  A判定

閲覧数2,154
ダウンロード数33
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    P6701 異文化理解(西欧) 2016年度対応のA判定リポートです。教科書を中心にまとめています。リポート作成の参考になさって下さい。テキスト:『ヨーロッパ統合と文化・民族問題』、人文書院、1995年

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれが持つジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。
     これまでヨーロッパの統合に関しては、経済的な面に関心と情報が集中し過ぎていた。しかし、経済の問題は当然住民の生活をまきこみ、文化問題に密接にかかわらざるをえない。よって、本リポートでは、ヨーロッパの統合がそこに暮らす人々や世界の人々にとってどのように見えどのような意味を持つのかを様々な角度から考察してみたいと考える。
    まず、ヨーロッパの形成の歴史を見ていこう。そもそもヨーロッパは移民が形成したものであり、国内外の紛争によって分裂と統合を繰り返しながら形成されていった地域である。その中には、宗教や文化が密接に関わっている。そして、ヨーロッパの統合といえばフランス革命に触れておく必要があるだろう。ヨーロッパにおいてはフランス革命によって国民を国家の担い手とする国民国家の形成が成し遂げられた。そして、語られはしないが、ヨーロッパをはじめて統合したのはナポレオンである。このことをわれわれは、一つの歴史的事実として...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。