【PB3100】初等教育相談の基礎と方法 2 単位目

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    資料紹介

    2015 年度 PB3100 初等教育相談の基礎と方法 2 単位目

    課題:
    ①発達障害のある子ども・発達障害を疑う気になる子どもの理解と教育現場における支援の方法に関して、一つの発達障害を取り上げ、発達的な観点から問題行動を据えつつ、述べなさい。
    ②教師として、「家庭養育に問題のある親」「障害をもつ、またはそれを疑う子どもを抱える親」とのつながりをどのように作っていけばよいかについて、どちらか一つ選んで述べなさい。

    使用教科書:『教師のための初等教育相談~日常から子どもに向き合うインクルーシブな発達支援~』西元絹子著(萌文書林)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

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    初等教育相談の基礎と方法2

     ① 発達障害とは、広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など)・注意欠陥多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)などの様々な障害のことをいい、一部では知的障害を伴うこともある。中でも広汎性発達障害と称される自閉症は、特性として①社会性・他者とのコミュ二ケーション発達の困難②反復行動・限定的な興味関心・同一性へのこだわり③感覚の過敏性と鈍感性の3つが挙げられる。これらの特性は生後まもなくから表れる重度な障害であるとの認識が長く続き、症状が軽度な場合は理解されないことも多かった。現在では比較的症状が軽いもの(アスペルガー症候群など)を含めて自閉症スペクトラム障害と呼ばれている。

    具体的な症状としては、視線が合わない、表情が乏しい、他の子に関心がない、一人遊びが多い、言葉の発達が遅い、名前を呼んでも振り向かない、生活の手順や順序に対して一定のパターンであることにこだわる、手をヒラヒラさせる、騒音を嫌がる、帽子を嫌がるなどの症状が挙げられる。以上の症状や特性を踏まえた上で、自閉症スペクトラム障害の子どもやグレーゾーンと呼ばれる子どもへの支援の...

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