【PA2120】 障害者教育総論 1単位目

閲覧数2,699
ダウンロード数29
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014年度 PA2120 障害者教育総論 1単位目

    使用教科書:『特別支援教育―理解と推進のために―』石部元雄・柳本雄次編著(福村出版)

    1、特別支援教育推進の基本的視点と概要について述べなさい。
    2、特別支援教育における連携体制について、特別支援教育コーディネーターの役割を中心に述べなさい。

    講評
    2つの課題ともよくまとめられています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    障害者教育総論 1
    1.特別支援教育推進への歴史はまだ浅く、特別支援教育の明確な理念は2007年4月に次のように示された。

    「特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものである。

    また、特別支援教育は、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、知的な遅れのない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において実施されるものである。

    さらに、特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、傷害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形式の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。」

    特別支援教育推進の基本的視点は、特殊教育制度からの方向転換がもっとも大きいと私は考える。日本の特殊教育は、1878年古河太四郎によって設立された京都盲啞院から始まったが、知的障害や肢体不自由の子...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。