2016 日大通信教育部夜間スクーリング 商法I期末試験対策

閲覧数1,822
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2016年春期夜間スクーリング商法Iの期末試験対策ノートです。このトピックから2題出題され1題解答します。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    商法I期末試験対策

    商業使用人
    支配人の意義について:

    支配人の意義をいかに解するべきか。21条1項は、支配人は営業主の営業に関する一切の裁判上・裁判外の行為をする権限を有すると規定する一方で、21条3項は支配人の代理権の制限について規定していることから問題となる。

    商法上の商業使用人の類型は、営業主から授与された代理権の範囲の広狭によって区別されているから、支配人か否かもこれと同様に判断すべきである。

    よって、支配人とは、営業主に代わってその営業に関する一切の裁判上・裁判外の行為をなす包括的代理権を有する商業使用人をいうと解する。

    そして、ここに包括代理権とは、商人の営業に関してその種類または事項を限定せずに包括的に授与された代理権をいうと解する。

    よって、営業に関して種類や事項が限定された代理権を有するに過ぎない場合には、その者は支配人ではなく、表見使用人(24条)の問題となる。

    他方、種類や事項は制限されずに量的又は手続的な制限が課されているにすぎない場合には、その者は、支配人であり、その制限は善意の第三者に対抗できない(21条3項)と解する。
    表見支配人
    営業所の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。