医療ソーシャルワーカーの歴史と業務について述べよ

閲覧数9,496
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    医療ソーシャルワーカーの歴史と業務について書いてます。おおむね2000字程度でまとめています。修正をしてお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    医療ソーシャルワークのルーツは、イギリスにある。1895年当時、ロンドンのCOS(慈善組織協会)の総領事であったロックは、無秩序な施療の実施を改善することを構想し、アルマナー(施設への入所の可否を決定する役人、医療ソーシャルワーカーの源流)を王立施療病院に配置した。採用されたのはCOSの地区書記をしていたメアリー・シュチュワートであった。アルマナーの配置は王立施療病院利用の適性化を図ることによってCOSの予算を管理することが当初の目的であったが、シュチュワートは患者に関心を持つようになり、患者の援助を行う病院ソーシャルワークを発展させていった。

     1905年にはアメリカの医師・キャボットが、マサチューセッツ総合病院に最初のソーシャルワーカーを雇用した。キャボットは自然科学主義が台頭する中で、非人間的になる医療の在り方を改善するために、様々な医療改革を構想した。その一環として、イギリスのアルマナーやフランスの結核アフターケアなどを研究し、当時アメリカで専門化しつつあったソーシャルケースワークを病院に導入した。キャボットは医療を完全なものにするためには患者の全体性への対応が重要だと考え、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。