小児看護論レポート

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    資料紹介

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    幼稚園から小学校低学年の時期には、リンパ組織が発達している時期である。特にリンパ組織の多い咽頭部は、感冒に際して簡単に冒され、咽頭炎や扁桃炎を起こしてくることが多い。また、小児伝染病の中に、咽頭に顕著な徴候を呈してくる疾患も多い。
    咽頭痛を訴える主な疾患と症状
    病名 痛みの性状 咽頭の症状 他の症状 好発年齢 急性咽頭炎 軽い 軽い発赤 発熱 37.5~39℃ 急性扁桃炎
    (扁桃周囲腫瘍) やや重い嚥下痛 口蓋扁桃肥大、腺窩に膿点、高度の発赤 発熱 37.5~40℃
    頭痛、顎下リンパ節腫脹 ヘルパンギーナ 中等度 発赤、前口蓋弓・咽頭・扁頭に灰白色の小水疱 発熱 39℃以上
    頭痛、食欲不振、嘔吐、四肢痛 乳幼児期 麻疹 軽い 軽い発赤 発熱 39℃以上
    全身発疹、口腔内コブリック斑 1歳~5歳 咽頭結膜熱
    (プール熱) 中等度 発赤 発熱 39℃以上
    結膜炎炎症、目やに、頭痛、後頭リンパ節腫脹 学童期 猩紅熱
    (容連菌感染症) 激しい嚥下痛 高度の発赤、扁桃に偽膜 発熱 39℃以上
    全身発疹、イチゴ舌、全身倦怠感 5~10歳 ジフテリア 激しい嚥下痛 軟口蓋から口蓋垂・扁桃にかけ白い偽...

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