社会政策論(分冊1)

閲覧数1,813
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日本大学通信教育部での平成27年&28年度のリポート提出課題「社会政策論(分冊1)」です。
    丸写しはせずに参考程度にご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本大学通信教育部 社会政策 or 社会政策論
    (科目コード:L31600 or R32100 )分冊1

    [課題] 日本の賃金体系の変遷について、1960 年代以降の歴史的な過程をふまえて論じて下さい。

    (レポート本文) 文字数:1889 文字

    日本の賃金体系の変遷について論じるにあたって、まず日本の賃金体系を歴史的な過程をふまえてみていく。
    1955 年前後の日本の賃金水準は、先進国中もっとも低かったが、日本経済の高度経済成長のもとで、60 年代末には西ドイツを追い抜きアメリカについで第二位まで上昇した(名目賃金の国際比較)。その背景として、日本では勤続・年齢を評価の基本とする「年功序列型賃金体系」を確立した。
    年功序列型賃金体系の特徴は、最初は生活するのが苦しいような低い初任給で、その後は年齢・性別・学歴などによって賃金格差が大きくなっていくという労働者の企業への帰属意識の培養をねらった賃金体系である。また成り立つ条件・背景は、過剰人口が広範に存在することや、熟練の習得を要することなどが該当する。なお、長期雇用慣行の「終身雇用」や企業内労働組合とあいまって「日本的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。