中央大学法学部通信教育課程 刑法各論 2016年度第4課題 合格レポート

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    中央大学法学部通信教育課程 刑法各論 2016年度第4課題 合格レポートです。A判定でした。【課題】Xは、一人暮らしの女性(A)宅に、強姦目的を隠しあたかも合理的理由があるかのように装いAの許可を得て立ち入った。Xの罪責を論じなさい。

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    第4課題
    Xは、一人暮らしの女性(A)宅に、強姦目的を隠しあたかも合理的理由があるかのように装いAの許可を得て立ち入った。Xの罪責を論じなさい。
    1.問題の所在
     本問においてXはAに対する強姦(刑法177条)目的を秘匿し、合理的理由を偽装してA宅に立ち入っている。これに対してAはXの来訪に合理的理由があると誤信してXの立入りを許可しているところ、当該Xの行為が刑法130条前段の住居侵入罪に該当するかが問題となる。
    2.学説の検討
     まず、住居侵入罪は個人的法益に対する罪である点に争いはないが、何を保護法益とし、さらに何を「侵入」とするかについて見解の対立がある。保護法益に関しては、事実上の平穏であるとする平穏説と、誰を立ち入らせ誰の滞留を許すかを決める自由であるとする住居権説で対立がある。そして、前者は平穏を害する態様での立入りをもって「侵入」とする平穏侵害説を採り、後者は住居権者の意思に反する立入りを「侵入」と解する意思侵害説を支持するのが基本的立場である。
     以上の見解に照らすと、本問のように居住者の錯誤に基づく承諾を得た立入りは、それ自体では平穏は害さないが住居権者の(推定的)..

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