中央大学法学部通信教育課程 刑法総論 2016年度第1課題 合格レポート

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    中央大学法学部通信教育課程 刑法総論 2016年度第1課題 合格レポートです。A判定でした。【課題】被害者の承諾(同意)について、以下の点に留意しつつ、また、他説に立った場合についても必要に応じて言及しつつ、解答せよ。(1)被害者の承諾の意義(2)被害者の承諾の要件(3)被害者の承諾についての判例の立場(4)被害者の承諾についての自身の立場(5)違法性の意義・本質と被害者の承諾論との関係

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    1.被害者の承諾の意義
     被害者の承諾とは、法益を侵害される者が当該侵害に対して同意を与えている場合をいう。同意によって法益が放棄されるため、刑法が保護すべき法益が存在せず、犯罪は不成立とされる。
     被害者が放棄できるのは生命、身体、自由、財産などの個人的法益に限られる。このうち生命については、同意殺人罪(202条)によって承諾が構成要件に組み込まれている。他方、自由・財産に対する罪については承諾がないことを前提としているので、承諾があれば構成要件該当性が阻却される。残るは身体に対する罪である傷害となるが、「承諾があれば傷害ではない」とは言えないことから、通常、構成要件ではなく違法性阻却の問題であるとされ、35条の正当行為または超法規的違法性阻却事由と解されている。
    2.被害者の承諾の要件
     被害者の承諾が有効となる要件は、①承諾の内容が被害者にとって処分可能な個人的法益に関するものであること、②承諾能力を備えた者による真摯な承諾であること、の二点についてはほぼ争いがない。
     一方、③承諾の時期・方法については見解の対立がある。意思表示説によると承諾は必ずしも明示的でなくてもよいが、行..

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