中央大学法学部通信教育課程 哲学 2016年度第4課題 合格レポート

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数3
閲覧数45
ダウンロード数1
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    中央大学法学部通信教育課程 哲学 2016年度第4課題 合格レポートです。C判定でした。【課題】アリストテレスとカントの各々の倫理説を比較して述べなさい。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第4課題
    アリストテレスとカントの各々の倫理説を比較して述べなさい。
    1.アリストテレスの倫理説
     アリストテレスの倫理説において、人間の生の終極目的は「幸福」であり、幸福とは人間にとっての「最高善」、すなわち人間固有の機能の最もよき発現であるとされる。人間固有の機能とは、魂のうち理性をもつ部分である知恵と思慮に基づく活動であり、これらは「知性的徳」にあたる。知恵が「観想」活動として発揮されることがすなわち最高善である(『ニコマコス倫理学』第10巻)。これに対して、魂のうち理性をもたない欲求的部分も、理性である思慮の声に聞き従う限りで「倫理的徳」となり、当該徳の実践的活動もまた幸福に通ずる(同第1巻)。このように、アリストテレスにおいては理性的部分のみならず欲求的部分も理性の働きによって「徳」、すなわち卓越した性格・人柄のよさが形成されるとする点に大きな特色がある。
     このような倫理説は、正しい道理とは何か、その基準とは何かについて一般的なルールを示さない特殊主義の立場にある。したがって、個別具体的な事案に応じて思慮と欲求の合一による倫理的徳に基づいて正しい道理が判断されることになる。..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。