中央大学法学部通信教育課程 日本法制史 2016年度第4課題 合格レポート

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    中央大学法学部通信教育課程 日本法制史 2016年度第4課題 合格レポートです。C判定。【課題】江戸時代の離婚制度について述べなさい。律令の離婚制度と比較してどのような特徴がみられるかにも注意して答えなさい。

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    1.離婚は夫の専権であったか
     身分社会である江戸時代は、武士と平民それぞれを律する法や習俗に違いがあり、とりわけ親族相続の分野においてはその相違が顕著であった。夫婦の離縁、すなわち離婚について、武士は夫婦双方の親族が熟談のうえ離縁協議の成立を君主に届け出ることで成立した。他方、平民にあっては夫から妻への離縁状の交付がその要件とされた。
     離縁状には特に定まった書式はないが、離婚文言と再婚許可文言が併記されるのが一般的であった。これを三行半に書く慣行があったため俗に「みくだりはん」とも呼ばれている。公事方御定書(1742年)によると離縁状の授受なく再婚した場合は重婚の罪に問われ、夫は所払い、妻は剃髪のうえ親元へ帰されることになった。
     江戸時代には法定の離婚原因はなく、仮に妻が姦通しても夫には懲戒権に基づいて妻・相手方を殺害する権利が与えられるものの、直ちに離婚が成立するわけでなかった。ただ、離縁状の作成権が夫にあることから、離婚は夫の専権であるとの見解が従来からの通説である。しかしながら、江戸時代の親族家族関係においては倫理・道徳が重視されており、法から導かれる夫専権離婚については社..

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