日本文学史第1設題

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    2016年版佛教大学日本文学史第1設題のレポートです。A判定をもらいました。
    上代、中古、中世、近世の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の諸作品を例にして具体的に説明せよ。
    〈古事記・万葉集・古今集・女流日記(女性によって書かれた日記)・源氏物語・平家物語・徒然草・近世小説〉

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    上代、中古、中世、近世の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の諸作品を例にして具体的に説明せよ。
    〈古事記・万葉集・古今集・女流日記(女性によって書かれた日記)・源氏物語・平家物語・徒然草・近世小説〉
     上代とは、口承文学の誕生から平安遷都までをさす。口頭による物語の伝達が漢字の伝来により文字に、氏族内での神話が全国統一により国家での神話に変わった。この時代の文学には「古事記」・「万葉集」などがある。
    大和政権による全国統一がなり、政権の安定と正統化を意図した大和政権は、諸国の氏族を皇室の配下に位置付ける形で史書・地誌の編纂を行い、それまで共同体や氏族ごとに語り継がれてきた神話が、国家の神話として体系化された。「古事記」は現存する最古の書物で上・中・下の三巻からなり、皇室の神話に出雲など諸氏族の神話を統合して皇室の支配の正統性を強調し、天皇制の下での国家の統一をめざして編まれており、叙事的な文学の性格が強い。また、「古事記」の中には長短合わせて約一一〇首の歌が含まれ、その種類も様々である。
     統一国家形成の過程で、政治機構が整備され、都市生活を営むようになった人々には、..

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