佛教大学通信 M6511 言語学概論 科目最終試験6題セット 解答例

閲覧数3,398
ダウンロード数34
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    ≪2017年度≫佛教大学通信の科目最終試験冊子から実際出題された問題です。参考文献、教科書を参考にまとめました。試験勉強の参考にご使用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    M6511 言語学概論 科目最終試験 解答例

    1.母音と子音



    私たちが話している言葉は、大まかに分けて母音と子音の 2 種類の音を使っている。母音を「母」

    の音と、子音を「子」の音と呼んでおり、この呼び方は日本語特有のものである。音自体の性質

    から見てみると、母音は肺から出てきた息が、口から外に出されて音を作るときに途中でほとん

    ど妨害を受けないものである。一方、子音は大なり小なり発音の途中で妨害を受けて息の流れに

    変化が起こるものである。

    母音の特徴としては、「アイウエオ」のどの音をとっても息の流れは続いて発声できる。音が続

    いて発音している間に音の高低を変えることもできる。ア⤴アと上昇気味に発音することもでき

    る有声音である。また、音を強く言ったり、高くあるいは低く言ったり変化をつけるのに楽なと

    ころがある。母音は自然音ともいわれ、声帯から出た震動を喉頭、口腔、鼻腔で共鳴させて出す

    音である。同じ母音を連続して出すことも、他の母音に連続的に変化させることも出来ることか

    ら、アナログ的であるが、大まかな状況や、心のスタンスなどを表現しやすい。例と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。