人権(同和)教育レポート

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    資料紹介

    佛教大学通信制2017年1月提出。B評価でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    50年に及ぶ戦後の同和教育史を概括すること。また、人権

    (同和)教育の意義と学校における人権(同和)学習のあり

    方を具体的に論述すること。
     同和教育は、同和問題(被差別部落という特定の地域に生まれたというだけで、本人の努力や責任とは関係なく、不当に差別され、社会的な不利益を受けている、基本的人権の侵害に関わる極めて重要な社会問題)を解決するための方法の一つとして行われた。1950年から、被差別部落の子どもたちの長期欠席・不就学の改善、1960年から学力の向上、保障をテーマに取り組まれ、1970年代には学力の不当な格差があるとは言えない状態にまで改善された。その中で、同和教育は多くの教育関係者によって取組が重ねられ、障害のある子どもや在日韓国・朝鮮人の子ども、その他社会的に弱い立場におかれている子どもたちの人権を保障する教育などに広がりをみせていった。同和教育は、同和問題の解決を基本的課題としながら、あらゆる差別問題の解決と人権課題につなげ推進する教育に発展してきた。

    同和教育始まりのきっかけは、1951年のオールロマンス事件であるといえる。これにより、市行政が同和問題解決の努力...

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