日本史 佛教大学 試験対策 2016

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    資料紹介

    日本史の試験対策6題です。 大切な部分は下線やマーカーをしております。 2016年に試験を受け、一発で合格しました。 去年受けたばかりなので、最新版と思います。
    日本史 佛教大学 2016 試験対策

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ・執権政治の展開について述べよ。

    建仁三年(1203)将軍実朝のもとで北条時政が初代執権職に就任し、建保元年(1213)、二代目執権である北条義時が政所・侍所両別当を兼任した時期が実質的な執権政治の始まり。

    承久元年(1219)実朝が暗殺され、朝廷や幕府に波紋が広がった。この時、北条政子が上皇の皇子を将軍として迎え入れたいとの申し出に対し、幕府の自壊を期待していた上皇はそれを拒否しており、朝廷と幕府の間に亀裂を生んでいる。その後、承久三年(1221)、承久の乱が起こる。しかし、わずか一か月にして幕府軍は京都に乱入、上皇軍は四散し、幕府の完勝でその幕を閉じた。承久の乱では、幕府内部における将軍専制体制派と執権政治派との決戦でもあり、後者が勝利したことによって執権政治の確立に繋がっている。

    承久の乱後、武家政権が大きく政治の主導権を握り、安定的な幕政の秩序構築を行う為に様々な制度が置かれており、最高合議機関の評定衆や御成敗式目51ヵ条を定め、裁判規範を定立させている。これらの制度改革により、将軍専制政治から執権政治の移行が確立。

    その後、相次ぐ北条氏一門の逝去により、北条時頼が執...

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