国際政治学 佛教大学 試験対策6題 2016

閲覧数2,375
ダウンロード数30
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    国際政治学の試験対策集です。
    大事な部分は下線とマーカーをしております。
    これで、一発で合格する事が出来ました。
    2016年に試験を受けたので最新版だと思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ⑥現代世界における伝統的リアリズムの基本的命題の妥当性について論じなさい。

     リアリズム(現実主義)の基本的な命題は、①主権国家が国際関係における最も基本的なアクター(行為主体)である。②主権国家は国益を追求し、この国益の中で最も核心的なものは「国家の生存の確保」である。③主権国家は、国益を実現するための手段として国力を行使する。そして、国力の強化そのものが「国益」となる。国力の中で最も重要なものは軍事力であるが、経済力、技術力もまた強力な軍事力を支えるものとして重視される。この考え方に基づき、19世紀から20世紀初頭にかけてヨーロッパの多く国家は、「富国強兵」「殖産興業」の政策をとり、重商主義と呼ばれる保護主義的政策をとっている。

     第二次世界大戦後、米欧日の先進資本主義国は高度経済成長を達成し、先進諸国間の相互依存状況は進展・深化していった。そして、ナショナリスティック(国民国家主義的)な重商主義政策に変わり、世界経済の繁栄をもたらすものとして、自由貿易の原則が広く受け入れられるようになった、それは、ボーダレス(国境のない)な世界市場を地盤とする多国籍企業がいっそう強力になり、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。