中央大学 通信教育部 2017年 行政法 第1,4課題

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    第1課題
    1,行政行為の意義
    行政行為とは,行政庁が,法律に基づき,公権力の行使として,直接・具体的に国民の権
    利義務を規律する行為をいうとされている。公権力をもって行政と私人間の法律関係を規
    律する法律行為であり,両者の意思の合致によって法律関係を規律する契約とは性質を異
    にする概念である。判例においても,行政行為とは,「公権力の主体たる国または公共団体
    が行う行為のうち,その行為によって,直接国民の権利義務を形成しまたはその範囲を確定
    することが法律上認められているもの」と定義されている(最判例昭39・10・29民集
    18・8・1809)。
    行政行為は,➀国民の権利義務を決定する法的効果を有し(この点において,行政指導や
    内部行為とは区別される),②国民に具体的な権利義務を生じさせ(この点において,一般
    的・抽象的な事項を規律している法律・行政立法とは区別される),③公権力性を有してお
    り,行政庁の一方的判断によって権利義務関係を決定する(この点において,相手方の同意
    を必要とする行政契約とは区別される)という点において,他の行為形式とは性質を異にし
    ている。
    2,行政行為..

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