児童理解と教育相談

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    資料紹介

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    科目コード07809「児童理解と教育相談」第1分冊

     6~12歳という成長過程で様々な課題を通して成長していく児童の心理発達課題を説明していきたいと思う。

     就学前は、家族という安全で守られた縦の関係の中で信頼や甘えを体験する。自分が欲するものをどう表現したら周囲に気づいてもらえるのかが主な課題である。

     小学校低学年は、未成熟な友達同士の横の関係が課題になり、集団の中でどう受け止められるのかが日常生活の最大の関心事である。

     高学年は、集団の中での個人が認識され、友人とは違う自分への優越感や劣等感が生まれ、自分が選んだ目標に向かって勤勉性を発揮し、達成感を得たり、挫折を味わったりする時期である。以上の成長段階でそれぞれの課題をいかに教師や親が関わっていくかで今後の子供たちに大きな影響を与えることになる。

     では、まず最初に親または教員が取るべき児童に対してのコミュニケーションについて述べたいと思う。(1)問題への対応の流れに関して、大切なことは子どもの視点に立ってみること、子どもに考えさせること。具体的には、子どもの気持ちをまずは最後までしっかり聴いて理解してあげること。次...

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