聖徳大学 児童福祉施設における「子どもの権利擁護」の実践について(児童福祉学Ⅰ)評価:A

閲覧数3,009
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    聖徳大学通信合格レポート 評価A
    課題:児童福祉学Ⅰ 第2課題第1設題 児童福祉における「子どもの権利擁護」の内容を整理し(特に児童福祉施設において、どのように「子どもの権利擁護」の実践がなされているのか)、今後の展望も含めて論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題第1設題
    1994年、日本は国連の「児童の権利に関する条約」(子どもの権利条約)を批准した。それ以降、子どもの権利を守る社会的な仕組みの必要性が大きくなり、その一つとして、「子どもの権利擁護」の考え方が推進されてきた。では「子どもの権利」とは具体的にどのようなものだろうか。子どもの権利については、日本国憲法、児童福祉法、児童憲章などでも以前から保障されているが、子どもの権利条約批准の意義は大きかった。子どもの権利条約では、まず子どもを「人権の主体」と認識して、その権利を保障することとされている。特に、「子どもの最善の利益」の確保を目指している点は重要である。そして、子ども特有の「保護され、支援を受ける権利」の十分な保障も目指している。わが国の児童福祉の現状から、特に重要な条文として、第2条「差別の禁止」、第12条「意見表明権」、第19条「虐待、放任、搾取からの保護」、第20条「家庭を奪われた子どものケア」があげられる。

    ここで、児童福祉施設などで暮らす、家庭環境を奪われた子どもの権利がどのように守られていくべきか考えてみたい。子どもの権利条約批准は、児童福祉施設の現場にも影響...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。