日本の歴史(Q0101):第1投題 2017年度

閲覧数2,850
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学 日本の歴史(Q0101)の
    2017年度合格リポートです。
    参考文献は教科書のみで
    教科書の内容をわかりやすく
    まとめるように努めました。
    文章の構成等参考にしていただければ
    問題なく合格できると思います。

    「鎌倉幕府と執権政治について」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    鎌倉幕府と執権政治について
    はじめに
    鎌倉幕府とは一般的に、建久三年(一一九二)に源頼朝が征夷大将軍に就任したことで成立し、正慶二年(一三三三)に足利尊氏や新田義貞らの鎌倉攻撃によって滅びたといわれている。そしてこの時代においては、源家、北条家が非常に重要な役割を担っており、特に北条家が中心となった政治体制は「執権政治」「得宗政治」と呼ばれた。「執権」とは鎌倉幕府内の役職であり、幕府の統括を担う最高位の立場であった。三代将軍源実朝の時代に北条時政がこの職に着任し、以降北条家が世襲していく形をとった。そして執権政治は「得宗政治」という新たな政治体制へと発展していき、独裁体制が強まっていった。本レポートでは鎌倉幕府成立の概略と初期時代の政治体制や執権が中心となった「執権政治」の成立、そして執権がもはや中心ではなくなった「得宗政治」について、さらには幕府の権力の衰退につながる要因となった元寇についても考察を進めていく。
    鎌倉幕府と執権政治の成立
    十二世紀後半、平清盛を中心とした平氏一族が勢力を拡大し、政治の中心となった。しかしこの平氏政権は主従的で支配秩序的な体制であり、その関係から取り残さ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。