社会病理学02

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    資料紹介

    東北福祉大学 通信教育の提出レポートです。

    科目「社会病理学②」

    課題「社会病理の方法論を分析しなさい。」

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    4
    社会病理学 2単位め
    (課 題)
    社会病理の方法論を分析しなさい。
    (解 答)
    社会病理学を定義する上で逸脱について理解することが重要である。人々が共に生活し
    ていく社会的世界においては、何らかの逸脱を伴うのが普通である。犯罪、殺人、売買春
    や麻薬常習など、社会的世界には様々な逸脱が見出される。では、逸脱とはどのように定
    義されるのだろうか。
    逸脱の定義にはこれまでに3つの代表的なものがある。1つ、逸脱の行為者論の系譜に
    属するもので、行為者が社会的に有害な結果をもたらす行為を行った場合など、その病理
    的な側面にもとづいて逸脱を定義する。この視点では社会的に有害で好ましくないと見な
    される行為・行為者・状態は改善の対象となる。こうした特性にもとづいて定義すること
    を「病理的定義」と呼ぶ。
    2つ、行為の属性よりも社会の構造的要因のひとつである規範ないし規則に関連させて
    逸脱を定義する場合、何らかの規範・規則から外れたり、それを無視したりする行為が逸
    脱と定義される。行為が有害であるとか危険であるとかいうよりも、それが規範・規則に
    適しているか否かが逸脱の類別のポイントに...

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