乳幼児の心理について

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    資料紹介

    乳幼児の心理についてまとめなさい。

    乳幼児とは、人が誕生してから生後6年(小学校入学前)までの子供のことである。
    誕生する前の胎児は、少なくとも妊娠の最後の2ヶ月には聴覚的に反応する力を備えており、外部の音声があまり変化せずに胎児に達するため、音に反応して胎児の心拍数は変化し体動が生じる。それは、子宮内で聞いていた母体の血管の音を録音したものを聞かせると泣き止み、眠りに入ることから分かる。スペンスとディキャスパーは、胎児期後期に聴覚と記憶能力もあることを示した。聴覚に加えて、胎児は甘味を見分けるため味覚も存在する。胎児の視覚・嗅覚などがどのように発達していくのか、詳細には明らかでないが、母親の食事・精神的な動揺に反応して、胎児の心拍や胎動は変化する。このことから、胎児は自分を取り巻く環境の変化に敏感に反応し、これが生後の能力にも影響していることが予想される。母と子の関係は子が母体にいるときから密接に始まっている。妊婦の喫煙や飲酒は、低体重児を産む原因となるし、出生後の子供の能力の差を生むなど影響を与えるので、胎内にいるときの健康管理も重要である。

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    乳幼児の心理についてまとめなさい。
    乳幼児とは、人が誕生してから生後6年(小学校入学前)までの子供のことである。
    誕生する前の胎児は、少なくとも妊娠の最後の2ヶ月には聴覚的に反応する力を備えており、外部の音声があまり変化せずに胎児に達するため、音に反応して胎児の心拍数は変化し体動が生じる。それは、子宮内で聞いていた母体の血管の音を録音したものを聞かせると泣き止み、眠りに入ることから分かる。スペンスとディキャスパーは、胎児期後期に聴覚と記憶能力もあることを示した。聴覚に加えて、胎児は甘味を見分けるため味覚も存在する。胎児の視覚・嗅覚などがどのように発達していくのか、詳細には明らかでないが、母親の食事・精神的な動揺に反応して、胎児の心拍や胎動は変化する。このことから、胎児は自分を取り巻く環境の変化に敏感に反応し、これが生後の能力にも影響していることが予想される。母と子の関係は子が母体にいるときから密接に始まっている。妊婦の喫煙や飲酒は、低体重児を産む原因となるし、出生後の子供の能力の差を生むなど影響を与えるので、胎内にいるときの健康管理も重要である。
    新生児は生まれたばかりでも、感度はあま...

    コメント1件

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    2006/09/28 3:50 (17年6ヶ月前)

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