佛教大学 通信 言語学概論 第1設題 A判定

閲覧数3,294
ダウンロード数42
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    佛教大学通信学部 R0703 言語学概論 第一設題「言葉の意味が脈絡によって異なる場合を、例を挙げて説明しなさい。」 A判定 レポートです。 提出後、手は加えていませんので、誤字などに注意してください。 2011年度課題ですので、内容が変わっているかもしれません

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    言葉の意味が脈絡によって異なる場合を、例を挙げて説明しなさい。
    脈絡とは「物事の一貫したつながり、筋道」などを指している。
    同じ言葉であっても、話している相手の地域、立場や世代などによって意味が違ってくることがある。話し手が相手に伝えたいことを正確に判断しなければ、コミュニケーションが成り立たない。そこで、言葉の違いを見極めるために重要なのが話の脈絡である。ここでは、身近な例を挙げて脈絡による違いを考えてみる。
    (1)本来の意味とは別に例えとして使用される場合
    「金魚の糞」という言葉は本来なら①金魚の排泄物と考えるが、「あいつは○○の金魚の糞だ」というように②誰かのあとをついて回っている様子などを指すこともある。これは金魚の糞がお尻にくっついている風景がよく見られることから似たような状況を表す場合に使用される。
     「犬」という言葉も同じように本来の意味はもちろん①動物の犬であるが、「彼は彼女の飼い犬である」という言葉を聞くと「②彼女に従順な彼」と考えるし、「あいつは社長の犬だ」というと「③権力になついている様子」と考えられ、野良犬と聞くと「⑤家のない犬」と考えられる。これらは話し手にと...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。