教育原論(S0101)  第2設題リポート A評価 佛教大学

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    資料紹介

    【2014年度対応】 教育原論(S0101) 第2設題「ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ」のリポートです。 A評価を頂きました。
    リポート作成の参考になさって下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     ジョン・ロックは1632年イングランドに生まれる。若い頃から医学に
    関心を持ち、その中で実証主義・経験主義の学問精神を学び取る。その
    後医師になる。「権利章典」の作成に協力するなど、多数の著書を残し
    ている。では、ジョン・ロックがどのような教育論を展開されているの
    かをまとめていきたい。
     ロックはタブラ・ラサ説を唱えている。タブラ・ラサとは、プラトン
    の『テアイテトス』や、アリストテレスの『霊魂論』にも見られる、古
    くからある思想である。ラテン語で「磨いた板」を意味し、人は生まれ
    たときには何も書いていない板のように何も知らず、後の経験によって
    知識を得ていくというものである。つまり、心の中には生まれながらに
    刻み付けられた観念や原理などはないという考えのことである。子ども
    は成長するにつれて、教育によって様々な観念を獲得するのであり、こ
    れは経験主義的な考えといえる。
     ロックは子どもの教育にはまず感覚的訓練からはじめるよう主張して
    いる。感覚によって一つのひとつの対象について我々の心の中に概念が
    起こり、様々な知識が得られる。例えば、どんな色であるか、暑いか寒
    いか、どんな味か...

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