教育課程論 第1回「戦後における教育課程の性格の変化について・・・」 評価A+ 2009

閲覧数1,392
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    第1回「戦後における教育課程の性格の変化について、一定の時期区分をしてそれぞれの時期の特徴を述べ、それらを踏まえて今日の教育課程のあり方について各自の考えを述べよ」2009年度の問題です。評価A+でした。参考にしてください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「おとな」の変革が教育を変える
    ~高校単位の自由化から見る競争解体~
                                   
    教育課程の変化
    <1945~50年代>
    戦後は太平洋戦争の影響もあり、軍国主義的な教育は否定され、自主的に問題解決を目指す教育が行われた。「山びこ学校」に見られるように農村の貧困解決に何が求めれるのかといったことをその地域に根ざした問題解決が教育現場で行われていた。
    <60年代~70年代前半>
    朝鮮戦争に見られるように米ソによる東西冷戦構造は、日本を防共の役割とすることを促した。特需をもたらした戦争景気は、教育においても第一次産業から第二次産業へのシフトが求められ、ホワイトカラーを大量につくるべく、全国共通の学力、科学的知識の早期学習と高度な学習内容が求められるようになった。そして「逆コース」と呼ばれる戦後の民主化は1956年の公選制教育委員会の廃止、1958年の教師への勤務評定制度の実施、学習指導要領の法的強制力の強化が行われたことが挙げられる。競争社会の形成を促し、企業もその受け入れを行い、学業成績=いい会社=いい生活ということが確立していった。
    <...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。