国語科教育法Ⅲ【日本大学通信教育・国文学・合格レポート・2012】

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    資料紹介

    中等国語科教育における指導の実際について、中学校と高等学校の相違点をA~D項目のそれぞれに亘って述べなさい。

    課題内容
    なお、当方、2013年採用の教員採用試験に合格しました。お買い上げいただいた方でご希望であれば、簡単にではありますが、採用試験におけるアドバイスもさせていただきます。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (一)「書く」分野について
    表現教育つまり書くことの教育の目標は、国語による表現活動を通して、表現主体(学習者、児童・生徒)をものごと(人間、社会、自然)を認識する主体として成長させ、認識活動、表現活動のために、あるいはその過程で、国語の基礎知識と表現の基礎的・基本的技能を修得させることである。
    これまで、学習指導要領に基づく表現教育は、技能主義、能力主義的であるといわれてきた。教科領域独自の目的・内容がそのように否定されてきた背景には、その目的・内容を児童・生徒の上に確かに定着させるための指導技術・方法の未熟という要因が大きく横たわっていることが指摘できよう。このことは、現在においても課題としなくてはならないことであるが、本来、表現教育は、学習者に最も密着して行われる教育である。そのため、表現教育が人間の深奥に触れる教育であるには、把握と系統化の困難なものと比較的容易なものとの関係をとらえ、本質を見逃さない努力をしなくてはならないのである。 
    生活綴方教育は、子どもが生活のなかで見たり、聞いたり、考えたり、感じたりしたことを綴ることを基礎に、その綴方を「生活勉強」と呼ばれる共同学習...

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